在宅医療研修医プログラム
頴田病院在宅医療プログラムは、96床の在宅療養支援病院である頴田病院を拠点とした在宅研修を行う、日本在宅医療連合学会の認定プログラムです。
2023年度からの当在宅プログラムにあと2名の枠がありますので、募集のご案内をさせて頂きます。ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクからお問い合わせをお願い申し上げます。
電話番号 0948-92-2131
本年はオンラインでの研修説明などもご検討させて頂きますのでご希望があればどうぞお書きください。
頴田病院在宅医療センターのご説明ですが、在宅医、家庭医、総合診療医がグループ診療を行うことで、340名以上の登録患者に対し24時間365日の診療体制を敷き、年間150例以上の看取りも含めた在宅ケアを提供していることが特長です。
在宅診療の対象も、悪性腫瘍終末期や心不全、腎不全、神経難病、呼吸器疾患、小児在宅等、1年間の研修で非常に幅広い症例を経験することができます。
当プログラムは2013年の開設以降、11名の修了者と11名の専門医(合格率100%)を輩出している九州でも有数の在宅医療専門研修施設であり、日々の診療相談はもちろん、経験事例・手技の進捗確認やポートフォリオ指導を通してみなさんの専門医取得をサポートしてきました。
また、自院の一般病棟、地域包括ケア病棟、7km離れた飯塚病院の各腫瘍関連専門科、小児科、連携医療・緩和ケア科、総合診療科とも綿密に連携しており病棟機能や専門家とのつながりのなかで在宅患者に継続的なケアを提供することができます。
また今年度より当院が緩和医療学会認定研修施設に登録され、併せて緩和医療認定医の取得も可能であり、研修終了後の進路(MBA取得など)や契約相談ができる環境でもあります。
全体としては筑豊地域全体に広がる地域包括ケアのなかで、在宅医療の大規模拠点としてさまざまな発信や連携も推進しているところで、最近はCommunity Hospital Japanを立ち上げ、在支病による地域医療貢献を掲げて発信中です。
みなさまのお気軽なお問い合わせ、見学、そして当院での研修をご検討頂ければ幸いです。ぜひ一緒に在宅ケアをやっていきましょう。
令和4年8月4日
プログラム責任者 吉田 伸
在宅医療センター長 中安 一夫
後期研修医家庭医療コース
当コースはピッツバーグ大学メディカルセンターとの教育提携により開発されたカリキュラムを基本に実施されます。修了時には日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医が取得可能となるように、知識・技能・態度を獲得するためのサポートが得られます。